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結婚が決まったら,、挙式や披露宴へ招待するゲストについて考える必要があります。
その際、悩んでしまうのが、どんな基準で何人のゲストを呼ぶかということです。
この記事では、そんな結婚式の招待客人数について、新郎新婦それぞれが招くゲストの割合やバランス、人数差が出てしまったときの注意点などを紹介します。
ぜひ、ご両親へ相談する前に、新郎新婦おふたりで話し合いを行ったり、招待客のリスト作りのきっかけとして参考にしてみてください。
もくじ
結婚式に招待するゲストの平均人数について
そもそも、
と疑問に感じているカップルのみなさんも多いのではないでしょうか。
まずは、ゲストの内訳や両家のバランス、人数が足りない場合の対処方法など、なかなか周りの人には聞けない悩みを解決するヒントをご紹介していきます。
招待客は減少傾向!?全国平均は70.2人
結婚式に関わる最新情報を知ることができる「ゼクシィ 結婚トレンド調査2017」では、招待客の全国平均人数は70.2人という結果になりました。
この招待客の人数は減少傾向にあり、今回の結果は昨年と比べ1.4人少なくなっています。
その代わり、ゲスト1人あたりに対する結婚式費用は増加しているため、より質の高い結婚式を挙げるカップルが多いといえるのではないでしょうか。
招待ゲストの内訳
このような「おもてなし」志向の強い結婚式をおふたりも考えているのであれば、招待するゲストを選ぶ際も慎重になるべきです。
それでは、早速「ゼクシィ 結婚トレンド2017」を参考に、招待客の内訳を順位ごとに詳しく確認してみましょう。
招待客 | 平均人数 | |
---|---|---|
1位 | 学生時代の恩師・友人 | 27.0人 |
2位 | 親族 | 25.2人 |
3位 | 勤務先の上司・同僚 | 16.4人 |
4位 | 親の友人・知人、近所の人 | 2.4人 |
その他 | 2.6人 |
全国推定値では、「親族」よりも「学生時代の恩師や友人」の招待人数のほうが多い結果となりました。
グループ単位で招待するカップルが多いため、占める割合が高くなるのではないでしょうか。
ただ、親族の平均人数は地域差が大きく、首都圏が22人だったのに対し、青森・岩手・秋田県では34.9人となり、大きく差が出ています。
特に、関東以外の北海道から愛知県、岐阜県、三重県を除いた中部地方は、親族と学生時代の恩師・友人の間に5.2人という開きがあり、全国で最も高い人数差となりました。
新郎新婦それぞれの招待客バランス・割合
結婚式を実際に行う側になって、招待客について新郎新婦お互いにリストを挙げてみると、なかなか人数のバランスが合わないという現実に悩むカップルが多くいます。
たくさんの人を呼びたいけど、式を行う会場にも限界があるし、相手の招待客に対しても配慮しなくてはいけません。
「ゼクシィ 結婚トレンド2017」の調査では、披露宴・披露パーティの招待客を新郎側・新婦側とそれぞれ比率にしていたので参考にしてみましょう。
新郎新婦でお互いに話し合い、招待客数を合わせるよう調整したのでしょう。
全国推計値では、「同程度」と回答したカップルが最も多く、次いで「新郎側が多い」、「新婦側が多い」という順になりました。
結婚を機に退職する女性が多く、新婦側の勤務先関係者を招待しない場合もあるため、このような比率になったのかもしれません。
また、最近の傾向では、職場の上司や同僚を招待せず、親族とごく親しい友人のみを招いたアットホームな結婚式が増えているとブライダルプランナーは言います。
次に、新郎新婦それぞれの招待客に大きな差が出る場合について考えてみましょう。
新郎のほうが多い場合
新郎側のほうが招待客の人数が多く差がある場合は、そんなに問題になることはないでしょう。
なぜなら、世間一般的に「妻は夫をたて、自分は控えめにするのが美徳」と根底にある人々が未だ多いのがひとつの理由として考えられます。
現代の若いカップルからしたら少々古い考えかた・価値観と感じるでしょう。
そんな方々や親族に気を遣う場合があるということも考えておかないと、式のあとに関係が崩れてしまう可能性もあるので注意が必要です。
新婦のほうが多い場合
妻が夫をたて、二歩も三歩も下がっているのが好ましいという少々古い価値観が根底にあるため、新婦側すると招待客を自由に呼びにくく感じるでしょう。
しかし、多くの女性は、ゲストとして捉える定義や層が広いといわれており、より多くの人々に自分たちの幸せな姿を披露し、一緒に祝ってほしいと考えています。
結婚式に対してのこだわりや思い入れが強いのも女性のほうが圧倒的に多いので、どうしても招待客が多くなりがちなのです。
それを踏まえ、新郎新婦はもちろん、両家の間でしっかりとした話し合いが必要になります。
招待客が足りない・人数差があるときの注意点
さきほど紹介したとおり、人数差によって両家との間に溝ができ、トラブルになる可能性も大いにあり、気をつけておきたいポイントといえます。
もし、新郎新婦の招待客人数に大きな差が出てしまったり、ゲストの人数が少ないと感じた場合は、どうやって対処するのがベストなのでしょうか。
以下にその対処法を3つ紹介しているので参考にしてみてください。
1.それぞれの両親に相談する
まずは両家の親に相談してみて、価値観や考えかたを把握しておきましょう。
そうすることで、呼びたいと考える招待客の内訳や人数をイメージしやすくなり、リストをつくる際にとても役立ちます。
どうしてもゲストの人数差が出てしまい、親族を一部呼べないとなった場合も、両親とよく話し合い、新郎新婦おふたりで話しが難しいようであれば親を通して説明してもらうことも必要です。
2.招待客の関係性を定める
ゲストの人数を考える前に、招待客との関係性についてあらかじめ考えておきましょう。
学生時代の友人や職場の関係者など、どんな属性の人を呼ぶのか考えておけば、それに関係する人の中から人数を決めることになるので、条件が定まりスムーズに作業できるはずです。
たとえば新郎側だと、
と考えている男性も多いでしょう。
その場合は、多いと感じる属性の人数を減らすなどし、調整する必要があります。
もし、どうしても差が埋まらない場合は、親しい間柄の人たちだけ招待する式にするという方法もあるので柔軟に考えましょう。
3.呼べなかったゲストを二次会に招待する
2で紹介したように、親族や親しい関係者のみで式を挙げた場合や、どうしても人数を合わせたいと考えているのであれば、二次会にたくさんの人を招待し、盛大なパーティーにしてもよいかもしれません。
二次会であれば、座席がない立食スタイルが多いので、出席者の比率を気にせず計画をたてることができます。
新郎新婦おふたりの間で人数調整が難しい場合は、二次会を上手に利用し、ステキな結婚式になるよう工夫してみましょう。
4.テーブルや座席のレイアウトを工夫してみる
どうしてもゲストの人数調整が難しい場合は、無理をせず、他の方法を取り入れることで違和感や周りの目を気にせず理想の結婚式が挙げられます。
たとえば、ゲスト数に応じて円卓の大きさを変えるという方法です。
具体的に説明すると、招待客の人数が多いほうには大きなテーブルを使用し、少ないほうには小さめのテーブルを用意します。
そうすることによって、テーブルの数自体は一緒でも、大きなテーブルにはたくさんの人数が席につくのでアンバランスさが目立ちにくくなるのです。
また、丸テーブルではなく長テーブルを使うことによって、お互いのゲスト同士の距離が近くなり、両家の境目がわかりにくくなる方法もあります。
ただ、多くの会場では丸テーブルが用意されていることがほとんどなので、事前に確認をしたり、自分たちで持ち込むなどの手配が必要になるので注意が必要です。
ポイント
他には、共通の友人や社内恋愛など、お互いを知る関係者がいれば、一緒のテーブルに席をつくったり「新郎新婦の友人」として席次表の肩書きをひとつにするという工夫もできます。
その場合は、たとえゲスト同士が互いにある程度の面識があったとしても、前もって説明し、了承を得ておくことと、孤立する人が出ないよう配慮することも大切です。
人数が足りない・バランスが悪い場合の注意点
ゲストの人数が足りないと、人数を合わせようと、疎遠になっている旧友や、数回しか話したことのない同級生さえも呼ぼうと考えてしまうかもしれません。
しかし、その考えは少々気をつけたほうがよい場合もあるので注意が必要です。
なぜなら、招待された理由が見つからないと、相手は、
と、あなたに対し不信感を抱く人も多くいるでしょう。
招待客人数ごとの費用相場
「ゼクシィ 結婚トレンド2017」で公表している挙式、披露宴・披露パーティを含めた結婚式費用は全国平均で354.8万円です。
招待客1人あたりの費用に換算すると、増加傾向にあり6.4万円が相場となっています。
その平均単価を基に、一般的に多く招かれるゲスト人数別に結婚式費用の相場をご紹介するので目安にしてみてください。
30人の場合 | 192万円 |
---|---|
50人の場合 | 320万円 |
70人の場合 | 448万円 |
90人の場合 | 576万円 |
110人の場合 | 704万円 |