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女性と交際したいけれど、女性と対面すると自然体でいられない。
女性と一対一になると、赤面したり発汗したりして、しどろもどろになってしまう。
それが怖くて、女性との接触を避けるようになってしまう。
そんな男性が最近、増えています。
と心配になっている男性も少なくないようです。
ここでは、そのような「女性恐怖症」について、背景にある原因や克服法を解説します。
もくじ
女性恐怖症チェック
まずは、
と不安な方は、以下のチェック項目と照らし合わせてみてください。
3つ以上あてはまる場合には女性恐怖症の可能性が…
- 女性と話す時に緊張や恐怖感を感じてしまう。
- 女性を前にすると赤面してしまい、会話が出来なくなってしまう。
- 女性と話す時、異常に汗をかき、思うように話せなくなる。
- 女性からの視線を意識してしまい、ぎこちなくなってしまう。
- 女性に触れられるような状況の時に緊張しドキドキしてしまう。
- 嫌われるのではと感じ、疑いの目で女性を見てしまう。
- 女性に対して気まずさを感じることが多い。
- 女性も参加している集まりでは、いつも落ち着かない。
- キャバクラなどに行くと、どうしたらいいか困ってしまう。
- 女性に話しかけるとき緊張してしまう。
- 女性と出会う機会があっても、不安で行く気になれない。
- 日常的な集まりでも女性が混じると過敏になり緊張する。
- 電車で若い女性の隣に座ると神経が過敏になる。
- 女性がいると、無意識のうちに避けてしまう。
- 女性に初めて会う瞬間が怖い。
- 本当は女性が好きだけれど、緊張してしまい近づけない。
- 女性が近づいてきただけで避けてしまう。
- 女性と親しい関係になることが怖い。
- 付き合いたいけれど、勇気が出ず、告白できない。
- もてないと感じ、初めから出会いの機会を求めない。
- そもそも女性と付き合うこと自体が難しいと思ってしまう。
- いまだかつて恋人が出来たことがない。
- 好きなタイプの女性に対して思うように話せない。
- 好意を持っている女性の目を見られず、固くなってしまう。
- 若い女性と話すと汗をかいてしまう。
- 綺麗な女性と話すと赤面してしまう。
- 女性と一緒にいると不安や緊張で落ち着かない。
- 面と向かって女性と話が出来ない。
引用元:MT心理カウンセリングルーム
女性恐怖症、症状と特徴
では、ここからは、女性恐怖症の症状や特徴について、具体的に見ていきます。
女性と一対一になった時の赤面、ふるえ、緊張、異常な発汗
このような症状は、思春期の男性ならば誰でも心当たりのあるところでしょう。
特に、気になる女性と二人になった時には、緊張して自然体で振る舞えなかった、という体験は普通に体験されることです。
異性の視線を気にし始める思春期であれば通常の現象なのですが、婚活を始める年齢になってもこれが続くようだと、本人にとって深刻な問題になってきます。
と自己チェックが始まれば、会話は上の空になってしまいます。
という予期不安があれば、女性と一対一になるような機会を自分から遠ざけるようになります。
この、女性といる時の挙動不審な自分を女性に見られたくなくて、女性と一緒の場面を恐れるところから「女性恐怖症」が始まります。
また、人によっては相手が男性であっても同じ症状が出る人もいます。
特に目上の人や、慎重な付き合いを要する相手との場面でそのような症状が出る場合は、
- 対人恐怖症
- 社会不安障害
と呼ばれるもので、そちらの治療が優先になるでしょう。
女性恐怖症とは、対女性に特化した対人恐怖症といえばわかりやすいかもしれません。
このような男性を女性から見ると、
緊張症なのかな?
と感じることでしょう。
ポイント
同じように、顔が赤くなっても、声が震えても、さして気にせず女性と対面していられる男性もいます。
「女性から見て自分がどう映るか」という視点に頓着せずにいられる男性は、悪循環に入りませんし、生活に支障はありません。
親密になりたいけれど何を話して良いのかわからない
「何を話してよいのかわからない」と訴える人の多くは雑談恐怖と呼ばれる症状を持っています。
テーマや議題のない、雑談が苦手
決して会話自体が苦手なわけではなく、例えば議題の決まっている会議の席や、業務連絡等、伝えるべきことがはっきりしている場合には、むしろ理路整然と話せたりします。
プレゼンの場では、はきはき話せるのですが、ランチタイムに皆で話す噂話や雑談は苦手なのです。
男友達や気のおけない仲間との時間ならば、たとえ沈黙していても別に気まずくはありません。
「そういうキャラの人」として認識されていて、仲間内では聞き役として重宝されていたりします。
このタイプの男性が、女性とのコミュニケーションに難を感じるのは容易に想像できるでしょう。
しかし、デートや婚活の場で黙っているわけにはいきません。
女性と話さなければならないのが、他ならぬ雑談なので、女性と二人になったとき、
と自分にプレッシャーをかけてしまいます。
女性と一緒にいても息苦しくなってしまい、二人きりになるようなシーンを避けてしまいます。
このような男性を女性から見ると、
私の話、ちゃんと聞いてるのかな?
と感じられるかもしれません。
話すのは女性ばかりで、男性側のリアクションは相槌をうつ程度に留まります。
自分の話もしませんし、話題を広げられないのです。
女性からどう見られているか評価が気になりすぎて不自然になる
婚活サイト等を見ていると、誰もが「婚活市場で女性から評価される自分」を意識するようになります。
年収や職業、趣味等、自分の属性の一つ一つが、女性の厳しい評価の目にさらされていると感じる人もいるでしょう。
女性恐怖症の男性は、もともと自分に自信がありません。
自信満々の男性ならば、たとえ赤面する場面があっても気にもとめなかったり、あるいは自覚しないままの人もいるでしょう。
自信がなくて女性恐怖症になるような男性は、客観的に見て、いかに高スペックでも、人柄が実直で魅力的でも、
厳しくジャッジしてくるに違いない。
という誤った信念を強固に持っています。
ですから、恋愛に臨んでも心休まるときがありません。
恋愛を楽しむよりも前に、自分でそうだと思いこんでいる女性からの値踏みの視線に、自分で疲れてしまいます。
また、容姿や性格についての劣等感が強い場合には、女性と目を合わせることも苦手になります。
いつも、
きっとこれが最後だ。
と不安に感じながら女性と接するようになります。
実際に次回の約束がなされなかったりすると、「ああやっぱり」と思い、ますます「自分は女性から好かれない」信念を強くし、負のスパイラルに入っていきます。
女性に免疫がなく幻想を持っている
結婚を意識する年齢になるまでは、学問の世界や趣味の世界で生活を充実させていたような男性に多く、姉妹のいない男性や男子校出身者にも多いと思われます。
女性との関わり合いが少ない分、女性に対して非現実的な幻想を持っています。
ポイント
メイクを落とした顔に驚いてしまったり、女同士では男言葉で話しているのを聞いて幻滅したり、噂話や悪口も好むリアル女性を見る時、自分の思っている「女性」との間の大きな齟齬に、自分でついていけなくなってしまいます。
理想像を追い求めるあまり、女性性を想起させないような年齢の女の子や、二次元キャラを好むようになった男性の中にも女性恐怖症は多いでしょう。
特定の分野に造詣が深い「ヲタク」男性にも多く、それについての話なら何時間でも一人で喋り倒しますが、女性という生身の相手との会話のキャッチボールは成立せず、コミュニケーションはひどくいびつなものになります。
女性から見ると、
と感じることでしょう。
女性恐怖、女性不信の原因、トラウマ
症状の多岐にわたる女性恐怖症ですが、発症の原因は、幼少期から成年期までの女性との関わりの中にあると言われます。
また、関わりがなさすぎることが原因の場合もあります。
母親
具体的には、生まれた時からもっとも身近にいる母親の存在があげられるでしょう。
- しつけが厳しすぎる
- 日常的に体罰を行う
- ヒステリックに怒鳴る
など、気分が不安定な母親のもとで育った男性の中には、女性恐怖症になる人が少なくありません。
女性とは、感情的で脈絡なく怒る怖い存在だと、小さい頃から身体で覚えてしまい、女性の前で萎縮してしまいます。
姉妹
また、姉や妹とのかかわりの中でも、女性恐怖症を発症するケースは珍しくありません。
女の子は男の子よりも言葉の獲得が早く、小さくても男の子よりもずっと弁が立ちます。
自分より年下の妹に言葉でひどくやりこめられて、カッとなって反撃するそぶりを見せたタイミングで妹が泣き出し、母親に「妹をいじめた兄」として叱られる、なんて話はあるあるでしょう。
それでも男の子は、物事の経緯を秩序立てて言葉で説明するのが苦手です。
うまく弁解もできないうちに、妹いじめの犯人にされてしまい、「女はずるい」「女の話は信用できない」と、子供の頃から学習してしまいます。
クラスの女子
そしてまた、クラスの女子との関わりの中でトラウマを抱えてしまうケースも多いのです。
おとなしく内気な男の子が女子から評価されるのは、高校生くらいの年齢まで待たなければならないでしょう。
小学校ではそのような男子は面白みがなく、「クラスの中でもっとも気にしなくて良い男子」として認識されてしまいます。
残酷な子どもの世界では、口数が少なくのんびりしているだけでイジメのターゲットにされることも少なくなく、弁の立つ女児にからかわれたり、バカにされる男児もいます。
そこで言い返せるような男児は問題ないのですが、反撃できないような穏やかな男の子の場合、ますます女児のターゲットにされてしまい、トラウマを抱えるケースも多いでしょう。
小学校高学年くらいから第二次性徴期を迎えますが、その頃に女子からのいじめを受けていた場合、男性としてのプライドをひどく傷つけられ、トラウマになる可能性は高くなります。
付き合った女性
大人になって交際した女性にこっぴどい振られ方をしたり、二股など不誠実な態度を取られて裏切られた男性の中にも、女性不信や女性恐怖症になる人がいます。
彼女の浮気の現場を見てしまい、
とひどく落ち込み、女性はもう誰も信じられないという男性もいます。
不誠実な女性に傷つけられた心を引きずりながら、彼女個人の性格の問題とは捉えられず、女性全体に不信感恐怖感を拡大させ心を閉ざしてしまうのです。
女性恐怖症の治療はトラウマ由来なら可能
では、このようなトラウマからの女性恐怖や女性不信を大きく抱えている場合、もう交際や結婚は無理なのでしょうか?
実は、上に述べたような「トラウマ由来の女性恐怖症」の場合、多くのケースで改善が望めることがわかっています。
特に、トラウマになるような体験もなく、ただ過剰に女性の視線を意識しすぎてギクシャクしてしまう場合は、問題は神経症圏になり、薬やカウンセリングはなかなか効果を発揮しません。
認知行動療法などで、気長に症状と付き合っていくことになります。
一方で、イジメられ体験や裏切られ体験によるトラウマの場合には、薬物療法やカウンセリングで改善が見込めます。
薬物療法
具体的には、メンタルクリニックに行って症状を訴えた場合、緊張を和らげる軽い抗不安剤を処方されるでしょう。
医師に「女性が怖い」と言いにくいのであれば、「他人といると緊張してうまく話せない」など、「女性」を「他人」と言い換えても処方は同じです。
と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
服薬の目的は、それを飲んで成功体験を作ることにあります。
ポイント
薬を飲んで女性と対面するとき、震えずに、こわばらずに、自然体で話せる自分に気づくでしょう。
男友達と話す時と同じように、肩肘はらずリラックスして話せて、時にはユーモアを交える余裕も出るかもしれません。
自然体のあなたの魅力が伝われば、女性からも好ましい反応が得られるでしょう。
そういう体験を一つずつ重ねることで、
- 女性と自然体で話している感じ
- 女性を怖く感じていない自分
があなたの中で育っていきます。
今まで「怖い」と感じていた女性像は、実は自分の中で肥大化させたモンスターのような虚像だったと気づくはずです。
存在しない敵、頭の中で作り上げた「女性というもの」に、ずっと怯えていたことに気づくことでしょう。
その原型は、小学校時代のクラスの女子や姉妹だったと気がつけば、しめたものです。
「女性は」と大きくくくって相手を見るのではなく、目の前にいるその人、たまたま性別が女性であるその人を、落ち着いて見られるような余裕が出てきます。
あなたが相手の目を見て、ありのままのその人を見る時、女性もまた、実直で心優しい男性としてのあなたを見ているはずです。
カウンセリング
では、カウンセリングはどうでしょうか。
トラウマ由来の女性恐怖症には、カウンセリングもとても効果があります。
ポイント
カウンセリングと言っても、専門的なカウンセラーに頼む必要はありません。
あなたの話を聞いて理解してくれる女性がいれば、その女性がもっとも適したあなたのカウンセラーと言えます。
具体的には、包容力のある年上女性や、恋人候補として考えられない女性も良いでしょう。
と肩肘張らない関係でいられるからです。
男らしさの呪縛から離れて、リラックスした関係で話せることでしょう。
相手を女性として強く意識せずにいられることは、男友達といるときの気安さにも通じます。
自然体で女性と交流していくうちに、
と思えればしめたものです。
女性でありながら、女性性を強く意識せずに接する体験を重ねるうちに、あなたにとって、女性は特別な生き物ではなくなっていくでしょう。
キャバクラ
一方で、「キャバクラに通ってみる」という荒療治はどうでしょうか?
若く美しい女性と疑似恋愛する場所ですから、暴露療法として良いかもしれませんが、一般の女性と接客業の女性は違うことを忘れないでおいてください。
接客の女性は、男性の一方的なおしゃべりにも、
と返してくれますし、喋らない男性には自分から楽しい話題を提供してくれるでしょう。
営業のために女性からラインの交換も提案してくれますし、店外で会いたいとアプローチもしてくれます。
一般の女性との関わり合いの中では、女性はリップサービスはしませんし、コミュニケーションも対等な形が望まれるからです。
しかし、自分が女性恐怖症で、その克服にきたとカミングアウトした上でのキャバクラ利用は使えるかもしれません。
症状を説明しておけば、実際に発汗や赤面が起きた時に、
お冷頼もうか?
へえ、赤面って本当なんだね!
など、明るく混ぜっ返してくれるかもしれません。
汗をかく自分、赤くなるありのままの自分を女性から受け入れられる体験が得られれば、「そういう自分もありかな」と思えるようになるでしょう。
そして、症状を深刻に捉えずに、場を盛り上げるネタの一つとして披露している気分になれれば、既に克服したと言えるでしょう。
ざっと、女性恐怖症や女性不信のもとになるようなトラウマや克服法を見てきました。
今、女性恐怖症の真っ只中にいる男性の中には、
と感じられる方もいらっしゃることでしょう。
でも、一つ心に留めておいていただきたいのは、多少の赤面や震えは、少なくとも相手が自分にとって重要な人だと認識しているから起こる現象だ、と多くの人が理解している事実です。
女性はそのような男性の変化を見て、
今、私とのこの場面は、彼にとって重要なものなんだな。
と感じることはあっても、不愉快には思わないでしょう。
逆に…
リラックスしすぎて、気を許して欠伸するような男性には、
と感じますし、マナー違反に不愉快にもなります。
女性恐怖症になるような男性は、生真面目で実直な人が多く、軽い気持ちで女性と接することは難しいのですが、それは女性から見れば充分に美点です。
そしてまた、交際や結婚に際して、全方位の女性から好かれる必要はなく、一人の理解者、寄り添ってくれる女性がいれば充分であることも心に留めておいていただきたいです。
「女性恐怖症の克服」というとハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、一人のパートナーと出会えたらそれで良いのですから、どうか気軽な気持ちで臨んでみてください。