本ページはプロモーションが含まれています
結婚前提で付き合っていたのに、相手の貯金ゼロ!!!
男性でも女性でも重要な問題です。
こいつは今まで何を考えて生きてきたんだ?
と思う人も少なくないでしょう。
「結婚とお金」、非常に大切なテーマですね。
- 平均貯金額について
- 結婚前の貯金額って重要?
- 結婚前に必要な貯金額はいくら?
- 貯金が多い人と結婚したいなら
こちらについて解説します。
もくじ
単身世帯(独身)の貯金額
まずは、世代間の貯金額はいくらでしょうか?金融広報中央委員会『家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 平成29年調査結果』からみてみましょう。
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
20代 | 363万円 | 170万円 |
30代 | 1,002万円 | 500万円 |
40代 | 1,747万円 | 700万円 |
50代 | 2,375円 | 1,000万円 |
平均値はすごくお金をもっている人がいた場合に数字が跳ね上がるので、中央値の方が一般的な貯金額が分かると思います。
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
20代 | 142万円 | 0円 |
30代 | 589万円 | 83万円 |
40代 | 936万円 | 30万円 |
50代 | 1,342万円 | 130万円 |
「なに、これ?!さっきと比べて全然貯金がない!!」
「金融資産保有世帯と金融資産を保有していない世帯を含むって何だろう?」
金融資産とは、次のようなものを指します。
『定期性預金・普通預金等の区分にかかわらず、運用の為または 将来に備えて蓄えている部分とする。
ただし、商・工業や農・林・漁業等の事業のために保有している金融資産や、土地・住宅・貴金属等の実物資産、現金、預貯金で日常的な出し入れ・引落しに備えている部分は除く』
金融資産には、貯金だけでなく信託・証券・株式・保険なども含めます。
金融資産の目的・用途として、「老後の生活資金」「病気や不時の災害への備え」「旅行・レジャーの資金」があります。
つまり、「金融資産がない」とは「その日暮らし」又は「現在の生活で精一杯」という方々です。
二つ目の表で「金融資産を保有していない人」も含めたとき、ものすごく平均値も中央値も下がりました。
これは単身世帯のなかで「お金を持っていない人」がとても多いということです。
その割合については「金融資産を保有していない」と回答した世帯は46.4%で、そのうち20代で約60%、30代以上も約40%が金融資産がありません。
タンス貯金をしている可能性もあるのでもう少し割合は低くなるかもしれませんが、結婚していない20代の2人のうち1人、30代以上も3人のうち1人は貯金ゼロかもしれません。
結婚前の貯金額は重要か聞いてみた
なかなか貯金できない人、又は貯金していない人が多いことが分かったのですが、「結婚」において貯金ゼロはどうなのでしょうか?
質問内容:
- 「結婚前の貯金額って重要?」
- 「貯金ゼロの男性、女性は危険?」
- 「貯金少なくても結婚できる?」
Aちゃんの回答
貯金はあるに越したことはないよ。大前提として借金がないこと。
他には、最低限の生活基盤が築けること(結婚式、家具家電、家賃等の支払い)と、安定した収入があることだね。
Bちゃんの回答
結婚前の貯金は大事だよ!
貯金ができない男性は計画性がなくて、お金があればすぐに使い果たして、結婚後も大変になるよ。
貯金額というより、貯金できる人かどうかが大切だよ。
Cちゃんの回答
相手に貯金が無いのは知っていたけど、相手もそれまで学生で手堅い職にも就いたし、相手の家庭環境とか経済状況とかある程度知っていたからなぁ。
でも自分の貯金は「自分の貯金」と思っていたから、結婚資金に全部差し出すことは考えてなかったな〜。
貯金無くても結婚自体はできるけど、二人で住むための家具とかそれなりの初期費用があったほうがいいかも。
つまり、
- 男性も女性もある程度貯金があることが大事。
- 貯金額の多さに関わらず、「二人のこと」は二人で出し合う気持ち・姿勢が大事。
- 相手が貯金ゼロの場合は、その理由と相手の家庭環境と経済状況から判断すべし。
- 一定の収入がありながら、貯金ゼロの人は何事においても計画性に欠ける可能性がある。
結婚前にいくら貯金があった方がいいの?
もしもあなたに一定収入があって、現在貯金ゼロならば危険信号がピコンピコン鳴っています。
結婚したいならば、今日から貯金を始めましょう。
貯金するためには、目標金額があったほうが貯めやすいので、結婚資金と新婚生活での必要金額を調べました。
結婚資金
結婚式資金
ゼクシィによれば、全国平均359.7万円です(招待客71.6人)。
各地域の平均金額が知りたい方はゼクシィページにて検索できます。
内訳は図の通りです。
婚約資金
引用元:ゼクシィ
この結婚式の前に婚約資金も必要になります。その相場は161万円。
めっちゃお金かかるー!!
この金額には結納も含まれていますので、結納されない場合は婚約指輪の約36万円かかります。
内訳
- 婚約指輪:平均35.9万円
- 結納会場費:14.2万円
- 結納金:平均94.3万円
- 結納品:平均16.9万円・・・等
ハネムーン資金
もしも新婚旅行は海外に行きたい場合、相場は61.6万円!
お土産代等を含めると11.2万円が上乗せされます。
つまりハネムーン資金の相場は72,8万円。
新婚生活の初期費用
新生活にかかる費用は相場で72万円。
内訳
- 敷金・礼金:平均18.2万円
- 新居の引っ越し平均6.4万円
- 家具購入:平均40万円・・・等
さらに、結婚報告ハガキ平均0.9万円にお礼・お返し費用の目安:結婚祝い金はお祝い金の5割分…。
結婚前の目標貯金額はいくら?
お金かかりますね!いったいくらい必要なのか計算してみます。※結納と結婚報告ハガキ、お礼・お返し費用は含めません。
結婚資金及び新婚生活の初期費用 合計:540.4万円!
二人で割っても一人およそ270万円の貯金が必要ですね。もし結婚のために頑張って貯金をしているなら200万〜300万を目標にされるといいかもしれません。
「いやいやこの金額は遠すぎる…」と思った方は、これは正統きっちりタイプの結婚資金及び新婚生活の初期費用です。
結婚式にお金を使うのか、新婚旅行にお金をかけるのか、はたまた結婚式も新婚旅行もしないという選択もあります。
また家族婚や披露宴はせずレストランでのパーティーにする、新居は敷金礼金が要らないところにする、一人暮らしで使っていた家具をそのまま使う等、工夫できる余地もいっぱいあります。
結婚するときに二人で相談できればいいですね。また親の支援金を受けている人も76.5%(ゼクシィ調べ)と多いです。親に頼れるなら頼るのも手です。
しかし、もしも現在貯金ゼロならばとりあえず毎月の給料の10%は貯蓄に回すなど工夫をしましょう。
先ほどの金融資産保有している人たちも毎月の収入の10%~15%貯蓄されている人も多くいます。コツコツ貯金をしているその姿勢が大事です。
特に女性はお金の額よりコツコツ節約アピールしたほうが良いかもしれません。
貯金が多い人と結婚したいなら40代以上を狙いましょう
マイナビウーマン調べで、独身女性が男性に求める貯金額は500万円以上というデータがありました。
引用元:マイナビウーマン
500万以上も貯金できるような金銭感覚がしっかりした出来る男性が理想という意味に加えて、素直に「お金がある人」と結婚したいならば、20代30代ではなく40代以上の独身男性にターゲットを絞りましょう。
将来の蓄えをきちんとしている40代男性のデータをみると、500万円以上貯金をしている40代男性の割合は61,4%です!
半分以上の割合で500万以上の貯金があります。
しかも、3000万円以上ある人は14.3%で最多ですよ。玉の輿も夢じゃないですね。50代60代であれば更にその割合が高くなっていきます。
もしも「お金がある人と結婚したい」なら「金銭感覚がしっかりした」40代以上と出会う場を探しましょう。
おまけ:貯金額は正確に言わない方がいい?
貯金額を正確に旦那に言わない女性も多いようで、何かあったときのための隠し財産としています。
女性やもし万が一シングルマザーになった場合にまだ社会的に強い立場とはいえないので、身を守る意味でも「自分のお金」があったら安心かもしれませんね。
まとめ
結婚において貯金は大事です。
核心をついた友人の言葉を紹介すると「貯金できる人は自己管理ができる人。自己管理ができる人は仕事ができる人。」だから、きちんと少しづつでも貯金できている人の方がいい。
たかが貯金、されど貯金です。貯金から「人となり」が見えることもあります。
もしも結婚前提に付き合っていた人が「貯金ゼロ」だったら、その理由と経済状況や家庭環境をみても腑に落ちなければ、それはあなたの直感が正しいかもしれません。
もしもあなたが貯金ゼロならば、少しづつ貯金癖をつけていきましょう。